今回はテクニカル分析の第3段です!今回は典型的なチャートパターンを勉強してどんどんトレード力を上げていきましょう!
チャートパターンとは
まず、チャートパターンとは何か?ですが。
過去のデータからこういう形が出たら上昇(下落)になる可能性が高いと思われているもの
ということで今回はその典型的なチャートパターンをしっかり覚えて、これらのチャートが形成されてたら上昇・下落に繋がるかしっかりみていきましょう!
ダブルトップ、ダブルボトム
ダブルトップ、ダブルボトムとは何か?
ダブルトップ
価格が大きく上昇した後、一度下落し再び前回の高値まで上昇するものの再び下落に転じて、アルファベッドの「M」のような形が現れるもの
ダブルボトム
価格が大きく下落した後、一度上昇し再び前回の安値まで下落するものの再び上昇に転じて、アルファベッドの「W」のような形が現れるもの
ダブルトップ、ダブルボトムが形成されたら何が起こりやすいのか?
では、これらの形状が現れたらどうなるのか?過去のデータから次のようになる可能性が高いと知られています。
ダブルトップ形成後→下落につながる可能性が高い
ダブルボトム形成後→上昇につながる可能性が高い
ダブルトップ、ダブルボトムを意識してトレードで利益を出そう!
では、上記の形が形成されるぞ!とどこで判断したら良いでしょうか?
まずダブルトップで見てみましょう!それは2回目の高値をつけた後の下落がネックラインを割ってきたら売りで入るのが理想でしょう!
逆にダブルボトムなら、2回目の安値をつけた後の上昇がネックラインを超えてきたら買いで入るのが理想でしょう!
実際にあったビットコインのダブルトップを見てみよう!
では、実際にダブルトップを形成した後下落に転じた例を見てみましょう!以下はbitbankでのビットコインの日足チャートです。
出典:TradingView
2018年2月頃の日足チャートですが、見事にダブルトップを形成し、下落に転じています。ネックラインを割ってきた時点でこのまま下落するだろうと判断できます!
トレード力がある人は2回目の高値をつけたところで下落の兆しが見えたら、その場でダブルトップを意識するのでネックラインを下回る前に売りで入れたりします。
このようなチャートパターンは必ず意識しましょう!
三尊天井、逆三尊
三尊天井、逆三尊とは何か?
三尊天井
3つの山を形成し、中央の山が一番高くなるもの
逆三尊
3つの谷を形成し、中央の谷が一番低くなるもの
三尊天井、逆三尊が形成されたら何が起こりやすいのか?
では、これらの形状が現れたらどうなるのか?過去のデータから次のようになる可能性が高いと知られています。
三尊天井形成後→下落につながる可能性が高い
逆三尊形成後→上昇につながる可能性が高い
三尊天井、逆三尊を意識してトレードで利益を出そう!
では、ダブルトップ、ダブルボトムのように上記の形が形成されるぞ!とどこで判断したら良いでしょうか?
三尊天井、逆三尊もネックラインを意識しておきましょう!
下の図のようにネックラインを割ってきたら売り、ネックラインを越してきたら買いで入るのが理想的です。
実際にあったビットコインの三尊天井を見てみよう!
では、実際に三尊天井を形成した後下落に転じた例を見てみましょう!以下はbitbankでのビットコインの12時間足チャートです。
出典:TradingView
2020年8月頃の12時間足チャートですが、見事に三尊天井を形成し、下落に転じています。ネックラインを割ってきた時点でこのまま下落するだろうと判断できます!
トレード力がある人は3回目の高値をつけたところで下落の兆しが見えたら、その場で三尊天井を意識するのでネックラインを下回る前に売りで入れたりします。
このようなチャートパターンも必ず意識しましょう!
アセンディングトライアングル(上昇三角形)
アセンディングトライアングル(上昇三角形)とは何か?
アセンディングトライアングル(上昇三角形)
高値は一定のレジスタンスラインと安値切り上げのサポートラインで三角形が形成できるもの
アセンディングトライアングル(上昇三角形)されたら何が起こりやすいのか?
では、この形状が現れたらどうなるのか?過去のデータから次のようになる可能性が高いと知られています。
アセンディングトライアングル(上昇三角形)形成後→三角形を上抜けしやすい
アセンディングトライアングル(上昇三角形)を意識してトレードで利益を出そう!
では、アセンディングトライアングル(上昇三角形)が意識できたらどのようにトレードしていけば良いでしょうか?
アセンディングトライアングル(上昇三角形)は上抜けしたらその後強い上昇がきやすいです!
なのでアセンディングトライアングル中のなるべく下限でエントリーするか上抜けた瞬間エントリーするのが良いでしょう!
実際にあったリップルのアセンディングトライアングル(上昇三角形)を見てみよう!
では、実際にアセンディングトライアングル(上昇三角形)を形成した後、三角形を上抜けてして価格が大きく上昇した例を見てみましょう!以下はbitbankでのリップルの1時間足チャートです。
出典:TradingView
2020年11月下旬頃の1時間足チャートですが、見事にアセンディングトライアングル(上昇三角形)を形成し、三角形を上抜けして価格が上昇しています。アセンディングトライアングル(上昇三角形)だと判断した時点でおそらく上昇するだろうと考えることができます。
このようなチャートパターンも必ず意識しましょう!
ディセンディングトライアングル(下降三角形)
ディセンディングトライアングル(下降三角形)とは何か?
ディセンディングトライアングル(下降三角形)
安値は一定のサポートラインと高値は切り下げのレジスタンスラインとで三角形が形成できるもの
ディセンディングトライアングル(下降三角形)されたら何が起こりやすいのか?
では、この形状が現れたらどうなるのか?過去のデータから次のようになる可能性が高いと知られています。
ディセンディングトライアングル(下降三角形)形成後→三角形を下抜けしやすい
ディセンディングトライアングル(下降三角形)を意識してトレードで利益を出そう!
では、ディセンディングトライアングル(下降三角形)が意識できたらどのようにトレードしていけば良いでしょうか?
ディセンディングトライアングル(下降三角形)は下抜けしたらその後強い下落がきやすいです!
なのでディセンディングトライアングル(下降三角形)が意識できたら売りで入る(ショート)が理想的です。
実際にあったビットコインのディセンディングトライアングル(下降三角形)を見てみよう!
では、実際にディセンディングトライアングル(下降三角形)を形成した後、三角形を下抜けてして価格が大きく下落した例を見てみましょう!以下はbitbankでのビットコインの1日足チャートです。
随時チャートパターンは更新していく予定ですので次回の更新までしばらくお待ちください。